何度も出てくる「戦略会議」ってなに?

「 採用課題の答えは、会社の中にある。」
採用サイトをつくりたい。
採用SNSを始めたい。
求人広告を出したい。
そんなご相談をいただいたとき、ホウバイでは、いきなり「では、どんなサイトをつくりましょうか?」という話はしません。
まず行うのが、サイト内で何度も出てくる「戦略会議」というものです。
経営者や採用担当者の方と一緒に、会社のこと、採用のこと、これからのことを、とことん話す時間です。大体一時間から、盛り上がると二時間かかっちゃうこともあります。
なぜ、わざわざそんなことをするのか?
それは私たちが、採用サイトをつくることそのものを、ゴールだと思っていないからです。
「採用サイトをつくりたい」は、本当の課題ではないかもしれない。
「応募が来ないので、採用サイトをつくりたい」
これはよくいただくご相談です。
でも、ここでそのまま採用サイト制作を始めてしまうと、少し危険です。
なぜ応募が来ないのでしょうか?
そもそも会社を知られていないのか。求人は見られているけれど、魅力が伝わっていないのか。給与や休日などの条件で比較され、候補から外れているのか。採用したい人物像と、発信しているメッセージがズレているのか。
あるいは、応募は来ているけれど、欲しい人材から応募されていないのか。。
原因によって、やるべきことはまったく変わります。
必要なのは採用サイトではなく、求人広告かもしれない。
SNSかもしれない。
採用条件そのものを見直す必要があるかもしれない。
だからホウバイでは、最初から「採用サイトを売る」という考え方をしません。
まず課題を知る。そこから、必要な戦略を考える。
そのスタート地点が、「戦略会議」です。
戦略会議では、会社のことをとことん聞きます。
戦略会議で私たちが聞くのは、採用人数や募集職種だけではありません。
創業した理由。
これまで会社が歩んできた歴史。
社長が大切にしていること。
会社として譲れないこと。
社員のどんなところが好きなのか。
逆に、会社の課題だと感じていること。
これから、どんな会社にしていきたいのか。
そして、「どんな人と、一緒にその未来をつくりたいのか。」
採用とは直接関係がなさそうな話まで、かなり深く聞きます。
時には、話が脱線することもあります。でも、その“脱線”から、その会社らしさが見つかることもあります。
例として、過去社長さんの口癖を聞いた時に、社員に対しての想いや考え方が見えてきました。
社内での流行り言葉を聞いたこともあります。
「うちにはそんな特徴ないよ」という方も、色々伺っていくと「それは魅力の一つだ!」となることもあります。
社長が「当たり前」だと思っていることほど、採用の武器になる。
戦略会議をしていると、こんな瞬間があります。
社長が何気なく話したことに対して、私たちが、
「それ、めちゃくちゃ良くないですか?」
と言う。すると、、
「え?普通じゃない?」
と返ってくる。
でも、普通じゃないんです。
10年間、一人も退職していない。若手でも社長に直接提案できる。失敗しても、まず挑戦したことを評価する。社員の家族まで大切にしている。何十年も守り続けている技術がある。
社長自身にとっては当たり前すぎて、わざわざ採用で伝えようとも思っていなかったこと。
そこに、求職者から見た「この会社を選ぶ理由」が隠れていることがあります。
自分たちでは、案外、自分たちの良さには気づけません。
だから、私たちが「外」から入ります。
良いところだけではなく、悪いところも聞きます。
ホウバイが知りたいのは、「会社の良いところ」だけではありません。
むしろ、
「ここは、まだうちの弱いところなんだよね」
「正直、この仕事は大変だよ」
「こういう人には、うちは合わないと思う」
そんな話も聞かせてほしいと思っています。
なぜなら、採用ブランディングは、会社を実際より良く見せることではないからです。
良いところも、悪いところも知る。
そのうえで、「誰にとって、この会社は最高の会社なのか。」を考える。
万人に好かれる採用を目指すのではなく、自社に本当に合う人から「ここで働きたい」と思ってもらう。
それが、ホウバイの考える採用です。
特に、ウェビナーでもよく話しますが、中小企業の会社様ほどハマる戦略のひとつです。
私たちは、クライアントと「対等」でいたい。
戦略会議でもう一つ大切にしているのが、関係性です。
私たちは、御用聞きの制作会社にはなりたくありません。
「青にしてください」と言われたから青にする。「このページをつくってください」と言われたからつくる。
もちろん、ご要望はきちんと聞きます。
でも、採用というゴールから考えて違うと思えば、「私たちは、こうした方がいいと思います」とお伝えします。
反対に、私たちだけが正解を持っているとも思っていません。
会社について一番詳しいのは、クライアントである皆様です。
採用やクリエイティブについて考えるのは、私たちの仕事です。
だから、上でも下でもない。
同じゴールに向かって、一緒に考える対等なパートナーでありたい。
戦略会議は、その関係をつくる時間でもあります。
戦略会議が終わっても、まだ制作は始まりません。
たくさん話を聞いた。会社のことも分かった。
では、採用サイトをつくりましょう。
……ではありません!
ホウバイでは、戦略会議で伺った内容を持ち帰り、改めて社内で考えます。
競合はどんな採用をしているのか。この会社が採用すべき人物は誰なのか。その人は、何を基準に会社を選ぶのか。この会社ならではの「選ばれる理由」は何なのか。何を伝えれば、その人の心が動くのか。
そして、採用サイトなのか。SNSなのか。広告なのか。あるいは、それらをどう組み合わせるのか。
ここまで考えたうえで、私たちから採用戦略をご提案します。
だから、ホウバイの提案は「ホームページのお見積もり」から始まりません。
戦略から、提案します。
デザインの前に、言葉をつくる。
採用戦略が決まったら、次に考えるのがコンセプトです。
誰に。何を伝え。どう感じてもらうのか。
ここが決まっていない状態で、いくら格好いい採用サイトをつくっても、採用にはつながりません。
だから私たちは、採用ターゲットを定める。会社の魅力を整理する。競合との違いを見つける。採用コンセプトをつくる。キャッチコピーにする。
そのあとに初めて、デザインを考えます。
デザインは、戦略を伝えるための手段。
ホウバイが「まずデザインを見せてください」という進め方をしないのは、そのためです。
戦略会議は、採用サイトを売るための商談ではありません。
ここまで読むと、
「そこまでやったら、契約しないといけないんじゃない?」
と思われるかもしれません。
戦略会議は、無料です。
そして、戦略会議をしたからといって、必ずホウバイと契約する必要もありません。
まず、自社の採用について一緒に考えてみる。
会社の中に眠っている魅力を探してみる。
採用の課題を整理してみる。
そのうえで、私たちの考えた提案を聞いてほしい。
なぜなら、そのために私たちがいるからです。
採用サイトをつくることが目的ではない。
私たちがつくりたいのは、採用サイトではありません。
「この会社で働きたい」と思われる理由です。
その理由は、制作会社が勝手につくれるものではありません。
会社が歩んできた歴史の中にある。社長の言葉の中にある。社員が当たり前にやっていることの中にある。
まだ本人たちさえ気づいていないところに、眠っているかもしれない。
それを一緒に見つけるところから、ホウバイの採用支援は始まります。
だから、最初に戦略会議をします。
「うちの採用、何から始めればいい?」から来てください。
採用サイトをつくると決めていなくても構いません。
まだ課題が整理できていなくても構いません。
「応募が来ない」
「欲しい人が来ない」
「求人媒体にお金を使い続けている」
「自社の魅力が分からない」
「そもそも、何から手をつければいいか分からない」
その状態からで大丈夫です。
答えを持って、戦略会議に来る必要はありません。
答えを一緒に探すために、戦略会議があります。
会社のことを、たくさん聞かせてください。
そこから私たちが、採用の戦略を考えます。
まだ言葉になっていない「選ばれる理由」を、一緒に見つけませんか。



